1923(大12)年:競馬法が成立し馬券の発売が公認された
いままで須知町にて施行されていた京都競馬であるが
交通の便が悪いその地より
宇治川、桂川に囲まれ緑豊かで、売り上げの見込める淀(現:京都市伏見区)への移転を決め
1925(大14)年:春季競馬だけは阪神競馬倶楽部の鳴尾競馬場を借りて代替開催をしたが
同年12月1日:淀の現在の京都競馬場の竣工を待って、同月5日からの淀での秋季開催が始まった
馬券は単勝:20円の一種類だけの発売であった
ちなみに
当時の公務員の初任給:70円
白米10kg:2円30銭
日雇労働者賃金:1円63銭/日
豆腐1丁:5銭
入浴料:大人:7銭
大工手間賃:3円10銭/日
こんな時代の20円である
<大正15年秋季・京都競馬倶楽部主催・勝馬投票券>
1937(昭12)年:京都競馬倶楽部が解散し、日本競馬会>京都競馬場となる
1954(昭29)年9月:国より競馬の業務を引き継いで、現在の日本中央競馬会が設立される
1997(平9)年:新スタンド・ビッグスワンが改築される
京都府久世郡淀町
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